雫石・コネコネ物語 6

........。











「なぁ、頼むよ...。 アンタにしか頼めねェんだ。 

佐々木さん。」












「エンリケに渡してくれ。

俺の、最後の 生命維持カプセル薬...。」














「知ってるだろ?


俺たちは、コレがなけりゃ死んじまう。





あと2日あれば...宇宙船の修理が なんとかギリギリ間に合うらしい。




だが、カプセルは あと1日ぶんしかない。





宇宙船を
修理できるのは、エンリケしかいねぇ。


アイツのぶんと、俺のぶん。
生命維持カプセルが2つあれば...

アイツだけでも生き延びれる...


  金星に...    俺たちの星に、帰れる。」









「...死ぬ気なの?あなた。





あの、エンリケって人の為に...」












「地球(ここ)で全員くたばるより、マシさ。






エンリケは、頑固で短気だからよォ...


 めんどくさい奴だけど...



仲間だからな。




生きて帰ってほしい。




仲間のためなら、命はれるぜ。俺ァよ。」
































「あと。このことは、


サクラダさんと、エンリケには言うなよ。絶対...。



サクラダさん、絶対にダメよ!そんなこと!


とか、言って 頼まれてくれねぇだろうから。



ましてや、エンリケにバレたら 俺がぶん殴られちまう。




ギリギリまで、俺がなんとかエンリケをごまかすから...


今夜12時...薬が切れる直前で カプセルをエンリケに渡してくれ。



エンリケは今夜も、ここで宇宙船の修理作業してるから。頼むよ。



これは、俺と佐々木さんだけの秘密だぜ。












「いざとなったら 最初から、死ぬ気だったわけね。  




 ...わかったわ。 







ダイソンさん。...あなた、チャラチャラしてそうに見えるけど 心は熱いのね。



その、カプセル。私が責任もって預かるわ。 」













「思いは、内に秘めるタイプなんでな。


アンタと同じさ。







「不言実行。」...ってか。






読んだよ。コネコネblog...





死ぬ前に、佐々木さんのblog読めてよかったぜ。







チーズラスクベーコンみたいなやつも、おいしかった。







いい思い出になった。


ここで、








...雫石で、死ぬのも悪くねぇ。

今は、そう思える。









...俺のこと、ずっと  忘れねぇでくれよな。」




























つづく。













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